万夜一夜 part07
ここからは特殊な進行をするので資料を送りますね。
特殊進行が受け入れてもらえるか微妙だったので
詫び菓子買ってきました。*1
うわー! 紅芋タルトだー!! 強い!
では送りまーす。
※左下からいつでも確認できます。
【行動決定】フェイズ
・最初に行うフェイズ。
・何かしたいことがあればこのフェイズで申請できる。
・申請はいくつでも可能。
・代表者にダイスを振ってもらい、
ランダムイベントを決定する。
・ランダムイベントはKPが指定する場合がある。
【行動】フェイズ
・【行動決定】で申請した行動を処理する。
・申請しなかったものは不可。
【行動決定】と【行動】を分けてるのは
無限に申請されるのを防ぐためです。
ご了承ください。
【技能成長】フェイズ
・<製作[カロン]>または
<言語[???の読み書き]>が成長可能
・技能の初期値は0%、上限は70%
・1度に2d6成長する。
・どちらか20%増えるごとに<クトゥルフ神話>+2%
・1人が両方取る必要は無く、分担が吉。
<クトゥルフ神話>が2%上がる!?
両方最大まで取れば12%?
分担したほうが吉ってあるから実質上限6%かな。
【特殊イベント】フェイズ
・【技能成長】で取得した技能値次第でフラグが立つ。
・フラグが立った状態で、
技能ロールに成功するとイベントが発生。
この1つのサイクルで数年が経過します。
数年……。
継続不可ってそういうこと?
違います。
現実世界では夢世界での1年で数分だから、
数十年経たないと一晩経たないよ。
今回予告のときに、
『コテージで過ごす一夜』って言ったよ。
嘘ついてないよ。
それでは初回はさっきまでの探索を
【行動】と【行動決定】扱いにするので
【技能成長】どうぞ。
私は機械に強いキャラなので、
製作の方やりたいです。
私は言語のほうかな。
じゃあ製作かな。
<技能成長/製作[カロン]>
二西碧 2d6→ 8
藤崎帆波 2d6→10
<技能成長/言語[???の読み書き]>
繭取順二 2d6→10
今城結衣 2d6→ 3
【現在技能値】
製作 言語
二西碧 08 00
繭取順二 00 10
今城結衣 00 03
藤崎帆波 10 00
2サイクル目
【行動決定】フェイズ
特殊イベントのフラグは経っていないので
【行動決定】に移りましょう。何かありますか?
ジェシーの過去を根掘り葉掘り聞きたいです。
わかりました。
あと、倉庫と管理人室に<目星>しに行きたい。
了解です。
他に何かありますか?
作業に専念する……。
もう10%あるし成功したら完成しないかな。
さすがにしません。
進捗ゲージみたいなものだと思って貰えれば……。
【行動】フェイズ
まずは倉庫の処理をしましょう。
ジェシーが鍵を貸してくれます。
中には食材や雑貨、懐中電灯とか応急セットなど、
コテージ側に必要なものが置いてあります。
そういえば採掘場って想姉ちゃんは
無理な暗さなんだっけ。
離れて行動するの辛いなー。無理ー。
明かりを自分で設置すればいいよ。
あーそっかそっか。じゃあいいや、よかった。
通信機器は無い?
そもそも通信相手が夢の世界にいませんねー。
ジェシーが電話が繋がらないことを忘れてたのは、
夢の世界にいるときは全然電話しないからです。
「夢の世界にいるときは通話できないんですよ」
「屋外ってどうなってるんですか?」
「恐らく存在しているのはこの山一帯だけですよ。
吹雪のせいで確かめようも無いですが……」
「携帯が繋がらないのは基地局が無いからですね。
電話線も途中で消滅しているでしょう」
次は管理人室を調べたいんでしたっけ?
ジェシーが部屋に戻るタイミングで
入り込むスキはあるでしょう。
非合法に突入することに執念を燃やさなくても(笑)
残念ながら、ジェシーは管理人室に戻りません。
え、どういうこと?
ずっと作業してます。寝ずに、食べずに、戻らずに。
コテージに戻るのはみんなの食事のときくらいかな。
じゃあ本人に直接管理人室について聞きます。
「みなさんの部屋とほぼ同じですよ。
違うのは、寝どまりするのが私だけなので
ベッドが1つしかないことくらいですね」
はーい。
ランダムイベント
今回ランダムイベントダイス振らせませんでしたが、
そのイベントの1つに『ジェシーの過去を聞く』
というのがあります。
なので、今城さんの申請をランダムイベントとして
処理しますね。
では、みんなでご飯を食べているときに、
「そういえば、協力していただいているのに
私自身のことをお話したことがありませんね」
と話を切り出してきます。
「ロズウェル事件ってご存知ですか?」
<図書館>とかで全員知ってることになったっけ?
僕も知ってるよね?
よかった。
「皆さんがご存知の通り、ロズウェル事件とは
UFOの残骸をアメリカ軍が回収した事件です」
「私は当時アメリカ陸軍に所属しておりまして、
ロズウェル陸軍飛行場まで残骸を移送する任務に
就きました」
「ご本人だったんですね」
「ご存知でしたか! そうです。
もう70年近く前のことです」
「陸軍なのに飛行場? と疑問に思ったかも
しれませんが、当時のアメリカには空軍が無くて、
飛行場は陸軍の所有物だったんですよ」
「墜落現場は世間一般にフォスター牧場だと
言われてますが、本当はこの山なんです」
「雪山に墜落したので輸送方法に難儀しまして、
本格的な輸送は後回しにして、
とりあえずの偵察命令が私に出たのです」
「私は当時実用化されたばかりのヘリコプターを
操縦できたので、それでこの山に向かいました」
「ですが……着陸前に突然猛吹雪が吹いて、
どうすることも出来ず墜落して……」
「ヘリには上官が1人同席していました。
私とほぼ同い年ですが、すごく優秀で……」
「当時、まあ今でも珍しいですけど、
上官は女性の方でした」
「私は助かりましたが彼女はダメでした。
即死では無かったのですが、物資が無く、
処置が出来ずに亡くなりました」
「彼女は熱心に、誇りを持って業務に
当たっていましたから、恐らくヘリに乗ることを
止めることはできません」
「でも、過去に戻れれば、適切な処置ができれば、
彼女は助かるはずなんです」
「これが私が過去に戻りたい理由です」
「彼女のことは見えているんですか?」
「はい。私には見えています。
地下のことを教えたときに指令室で
会話をしていた相手が上官です」
そんなことあったっけ?
見知らぬ言語で喋ってた。
おおおおお!! それか!!
何語で喋ってたんだ?
そうそれ、それを聞きたい。
それを訊ねるとジェシーは言い難そうに
口をつぐみます。
「あれって部屋の入口に書かれていた言語ですか?」
「そうです。
ただ……何という言語なのかは知りません」
「名称を知らないけど、話せるってことですか?」
「そうです」
「ちなみにどうして洞窟はアリの巣状なんですか?」
「以前私が参加した、ある作戦のときの拠点に似せて
作ったんです。少々広く作りすぎましたけど」
「研究室とかにあった本はどこから
持ってきたものなんですか?」
「ラテン語とかの本は普通に購入したもので、
例の言語の本はすべて私が書いたものです」*3
「その言語はどうやって習得したんですか?」
「上官から教えて頂きました」
面白い上官だなー。
いろんな任務の時に一緒に教えて貰ったってことか。
彼女との昔話って教えて貰える?
では様々な任務の話をしてくれます。
僕はもう聞くことはないかな。
「……吹雪が吹いて、
皆さんが墜落してきたときは血の気が引きました。
まるであのときの再現でしたから……」
「皆さんだけでも助けられてよかったです」
「こちらこそありがとうございました」
【技能成長】フェイズ
では皆さんダイスを振ってください。
<技能成長/製作[カロン]>
二西碧 2d6→ 9
藤崎帆波 2d6→12
<技能成長/言語[???の読み書き]>
繭取順二 2d6→ 5
今城結衣 2d6→ 6
【現在技能値】
製作 言語
二西碧 17 00
繭取順二 00 15
今城結衣 00 09
藤崎帆波 22 00
わーい12!
<クトゥルフ神話>が2%増えました!!
すごいね、めっちゃ伸びるじゃん!
効率的に作業ができるようにして
ダイスを増やしたりできないかな。
本来の技能成長って伸びると成長しにくくなるから、
そういった改善も含めて成長速度が変わらないって
解釈でお願いします。
はーい。