万夜一夜 part09
4サイクル目
【行動決定】フェイズ
ここでさっきの<機械修理>を申請してもいいよ。
やります!
ではランダムイベントを決めましょう。
<ランダムイベント>
二西碧 1d3→3
思ったんだけどさ、何十年も過ごしてて
DEXとか変わったりしないの?
現実の方が一晩も経ってないので変わらないですね。
やっぱそうなるのか。
CONが減ったのは現実に反映されてる?
どうでしょう?
あなたたちにはわからないです。
【行動】フェイズ
<機械修理>どうぞ。
<機械修理>
二西碧 | 20>03 | ○ | クリティカル! |
繭取順二 | 20>89 | × |
今城結衣 | 50>82 | × |
藤崎帆波 | 70>85 | × |
3クリ! あっはっはっは!!
じゃあ<製作[カロン]>を1d6成長させていいよ。
マジで? やったぜ。
<技能成長/製作[カロン]>
二西碧 1d6→5
碧くん失敗かクリティカルしかしてないよね。
イエイ!!
今日は4回もクリティカルしてる!
そのうち3回もSAN値減ってない?
私は3分の2<冷凍スプレー>なんだけど。
順二くんは100%<冷凍スプレー>じゃない?
ランダムイベント
探索者たちが食事を取っている途中、料理とは別のところから、香ばしくてちょっと乾いたような独特な香りが流れて来た。
何の匂いか判断するためには、<知識>2分の1、
<生物学>、<医学>、<薬学>のどれかが必要です。
匂いなのに<聞き耳>で代用じゃないんだ。*1
既に匂いに気づいた状態で、
何の匂いか知っているかの判定だからですね。
いくつ振ってもいい?
いいですよ。
ファンブルした人はそれ以上振るの禁止です。
3人成功? やった!
成功組に入れるようになってきた!
成功した人はこれが芥子の花の匂いだと思います。*2
どこから流れてくる?
今は食事のときだからコテージのダイニングにいるんだけど、エントランスの方から匂っていますね。
「おいしそうな匂いがするぞー!」
と言いながらドアをあけます。
香ばしいと言っても美味しそうとは
たぶんちょっと違うかな。
じゃあそういうボケってことで。
では帆波がドアを開けようとしていると、
ジェシーが声をかけてきます。
「突然どうしたんですか?」
「なぜか芥子の花の匂いがします」
「そうなんですか?
私はわからないですけど……」
ドアを開けるとそこには大きな漆黒の翼を持つ
悪魔のような生き物がいました。SANチェックです。
<SANチェック>
二西碧 | 47>71 | × |
繭取順二 | 50>16 | ○ |
今城結衣 | 81>88 | × |
藤崎帆波 | 51>71 | × |
成功は0、失敗は1です。
え、1? 少ないな。
<現在SAN値>
二西碧 47→46
今城結衣 81→80
藤崎帆波 51→50
ドア閉めたい。
「待った待った!
もしかして僕が見えているのかい?
よかったよかった!」
なんかめっちゃフレンドリー!
<生物学>振れる?
振るまでも無く、
『こんなのが普通の生き物なわけないな』
と思います。
<クトゥルフ神話>!
まあそっちでもいいけど、
どちらかと言えば<オカルト>かな?*3
じゃあそっちで振る。
<オカルト>
二西碧 | 21>40 | × |
繭取順二 | 75>05 | ○ | クリティカル! |
今城結衣 | 74>20 | ○ |
藤崎帆波 | 20>65 | × |
この悪魔みたいなやつはギリシャ神話に登場する
モルペウスに酷似していると思います。
【モルペウス】
モルペウスはギリシャ神話における夢を司る神であり、人間の夢に干渉し、神々の意向や予言を伝える。
普段は悪魔のような見た目であり、黒い大きな翼で夢の世界を移動する。人間と話すときは青年の姿を取る。
彼は人間担当であり、兄弟のポベトール、パンタソスはそれぞれ動物と無生物の夢に干渉するとされている。
黒檀(こくたん)で作られたベッドで芥子の花に囲まれて眠る。
そういえば最初に貰った夢の本に少し載ってたね。*4
「僕が見えるのならこの姿は変えた方がいいな」
と言うと、西洋系の美青年の姿に変わりました。
もう見ちゃったから遅いよ!
姉にはモルペウス見えてる?
大切な人は、それぞれ探索者が見ている夢なので、
探索者が知覚しているものは知覚しています。
「君たちとは初めましてかな。
そこの老人には今まで何度も声をかけたんだけど、
見えてなかったみたいなんだよね」
「みなさんどうしたのですか?
大切な人と話しているわけでもなさそうですね?」
え、どういうこと?
ジェシーがモルペウスを見れてない。
でも探索者には見えてるみたい、よかったー!
って感じ。
「あれ? まだ老人には見えてないのかい?
おかしいな……。また出直してくるよ」
「それまでに見えない原因を探って来るね」
というと瞬く間に消えてしまいました。
「いや待て待て待てーい!!」
それを無視して消えました。
「なんやねんあいつ」
【技能成長】フェイズ
では皆さんどうぞー!
<技能成長/製作[カロン]>
二西碧 2d6→10
藤崎帆波 2d6→ 7
<技能成長/言語[???の読み書き]>
繭取順二 2d6→11
今城結衣 2d6→ 8
【現在技能値】
製作 言語
二西碧 39 04
繭取順二 03 39
今城結衣 07 31
藤崎帆波 45 03
だんだん追い付かれてる。
【特殊イベント】フェイズ
<言語[???の読み書き]>を振ってください。
では貴方たちは、研究室の資料の中から
次のような文章を見つけ出し、解読に成功しました。
その神は冷たい洞窟の奥底に潜んでいる。
彼方より飛来し、地球創造の灰色の混沌の中で横たわっていた。
頭も無く、器官も手足も無い塊である。
ゆっくりとした波状運動によって、ジクジクした原形質をひたすら吐き出している。
何よりも驚くべきことは、その原形質は地球上すべての生命の源であることだ。
信じられないことだが、古のものと呼ばれる種族が原形質を用いて奴隷となる生命を創造したという記録も存在する。
私にはINTが無いのでさっぱりわかりません!
カロンがまた1歩完成に近づきます。
進捗状況送りまーす。
5サイクル目
【行動決定】フェイズ
ジェシーにさっきの資料の解説を求める。
わかりました。
ではランダムイベントを決めましょう。
<ランダムイベント>
二西碧 1d3→1
おー、今まで全部バラバラじゃん。
【行動】フェイズ
では資料の方からどうぞ。
「この資料って何についての資料なんですか?
時間を遡ることと何の関係があるのか……」
「この資料にある『原形質』というのが、
アニミークリではないかと私は思っています」
「アニミークリは氷点下では鉱石のように硬いですが
常温ではスライム状になるんですよ」
「アニミークリは全ての生命体の源で、
使い方次第で新たな生命を生み出せる、
ということですよね?」
「その通りです」
「昔に戻るんじゃなくて、
新しい海帆たちを作り出すってことなんですか?」
「いえ、アニミークリは莫大なエネルギーを
含んでいますので、そのエネルギーを活用します」
「今まで言っていませんでしたが、
私たちは精神だけの状態で夢の中にいます」
「しかし、精神だけを現実世界に送っても
活動できる肉体が無ければ無意味です」
「そこで、新たな生命を作る力を利用して、
過去に飛ばした精神を現地で受肉させる、
という手法を取るつもりです」
ランダムイベント
夕食の時間、貴方たちはジェシーが
とても申し訳なさそうにしているように見えました。
「どうかしたんですか?」
「……あのですね。……非常に言いにくいのですが、
食料が尽きそうです」
「あんなにあったのに」
「これからは健全な生活とはかけ離れて
しまいますね……」
というわけで今後は不定期にSANチェックが発生する
可能性があります。
【技能成長】フェイズ
では皆さん振ってください。
<技能成長/製作[カロン]>
二西碧 2d6→ 8
藤崎帆波 2d6→11
<技能成長/言語[???の読み書き]>
繭取順二 2d6→ 5
今城結衣 2d6→ 8
【現在技能値】
製作 言語
二西碧 47 04
繭取順二 03 44
今城結衣 07 39
藤崎帆波 56 03
あと2回で最大まで行くかも。
マジで? はっや。
最大の70まで増やす意味あるかな?
さあ振るぞ! ってときに67失敗とかに
なったら悲しいし上げておこう。